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【コードネーム】推理がもっとスリリングに!「危険ワード」追加アレンジ解説

Tags: コードネーム, ルールアレンジ, パーティゲーム, ワードゲーム, マンネリ解消

ボードゲーム「コードネーム」は、限られた情報から正解の単語を導き出す、シンプルながら奥深いコミュニケーションゲームです。自分のチームのエージェントを探し出し、相手チームのエージェントや市民を避けつつ、特に「暗殺者」を指名しないように注意しながらゲームを進める点に面白さがあります。

しかし、繰り返しプレイする中で、特定の単語に対するヒントの出し方や、暗殺者を徹底的に避ける戦略が固定化し、少しマンネリを感じる場合もあるかもしれません。

この記事では、コードネームに新たなリスク要素として「危険ワード」を追加するルールアレンジをご紹介します。このアレンジにより、ゲームに予測不能な緊張感が加わり、ヒントの出し方、受け取り方、そして単語の選択における戦略が大きく変化します。

新しいルール「危険ワード」の概要

このアレンジの核心は、通常の「暗殺者」に加えて、特定の単語を指名すると即座にゲームオーバーとなる「危険ワード」をいくつかゲーム盤に追加することです。暗殺者と同じく、危険ワードはどちらのチームにも属しません。

これにより、プレイヤーは暗殺者だけでなく、新たな「危険ワード」の位置も考慮に入れながら、ヒントを出し、そして推測を行う必要があります。

「危険ワード」アレンジの詳細

このアレンジを実施するために、特別なコンポーネントは必須ではありませんが、「危険ワード」の位置を示すためのマーカーやトークンがあると便利です。ゲームに含まれる未使用のトークン(例:チームの色とは異なる市民トークンなど)や、他のボードゲームから流用できる小さな駒などを用意してください。危険ワードの数は、ゲームの難易度やプレイヤーの好みに応じて調整可能ですが、まずは1~3個程度から試すことをおすすめします。

準備手順

  1. 通常のコードネームのセットアップを行います。25枚の単語カードを5x5のグリッド状に並べ、キーカードをセットし、最初の手番プレイヤーを決めます。
  2. キーカードで示された「暗殺者」のマスを確認します。
  3. 事前に用意した「危険ワード」用のマーカー(トークン)を指定された数だけ用意します。
  4. 25枚の単語カードの中から、暗殺者マス以外のランダムなマスを選び、その上に「危険ワード」マーカーを置きます。危険ワードの数を増やす場合は、その数だけこの作業を繰り返します。暗殺者マスの上に重ねて置くことはしません。
  5. これで準備完了です。ゲーム盤には、通常のエージェントマス、市民マス、暗殺者マスに加えて、「危険ワード」マスが追加された状態となります。

プレイ中の変更点

プレイへの組み込み方と想定される面白さ

この「危険ワード」アレンジは、ゲーム開始前の準備にわずかな手間を加えるだけで、ゲームプレイに大きな変化をもたらします。

まとめ

今回ご紹介した「危険ワード」追加アレンジは、コードネームの基本的な面白さを損なうことなく、新たな戦略的要素とスリルを加えることができます。マンネリを感じていたコードネームのプレイに、新しい風を吹き込んでくれるかもしれません。

使用する危険ワードの数や、危険ワードの配置方法(例えば、特定のエリアに集中させるなど)を調整することで、様々なバリエーションを楽しむことも可能です。

ぜひ、このアレンジを試して、よりスリリングで予測不能なコードネームの世界を体験してみてください。